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キュリー株式会社へインタビュー!



こんにちは!今回はTEDxHiranoHighSchoolのインタビュー班がキュリー株式会社の板倉賢太郎(いたくらけんたろう)さんにインタビューを行いました。


インタビュー班:まずキュリーさんのアピールポイントや、面白い活動を教えてください。


板倉さん:私たちはもともと課外活動に興味のある中高生にイベントの情報を紹介したいという思いがあります。なので、キュリーをもっと広めるためにデジタルサイネージという、駅にある電子広告を学校に設置する活動を行っています。課外活動に興味のない学生や、興味はあるけど情報を知らない人たちにサイネージで情報を提供し、目標や興味を共有できる仲間づくりをサポートしたいというのが私たちの目標です。大きな目標としては、課外活動を当たり前にできる環境をつくりたいと考えています。


インタビュー班:なるほど。私たちの学校にもいつか設置してほしいです。(笑)


インタビュー班:続いてキュリーはどうやって立ち上げたのですか。


板倉さん:中高の同級生で立ち上げました。実は、通っていた高校が、トヨタとかの大きな企業が出資してできた男子校で、社員と寮で暮らすような感じだったので、社会人と一対一で話す機会と仕事体験ワークショップが多かったんです。


そんな中で、キュリーの現在の社長が「社会での学びは世の中にいっぱいあるのに、課外活動が広まっていない!」という言葉をきっかけに、高校生向けのイベントに高校生が集まらないので、プログラムができない問題を解決したい!という憤りと焦りを感じました。その課題を解決することこそキュリーを設立したきっかけなんです。


インタビュー班:私たちも集客にはとても悩まされたので、学生にとってとてもありがたい取り組みだと思います。


インタビュー班:次に、なぜ私たちに協賛していただけたのか教えてほしいです。


板倉さん:TEDxHiranoHighSchoolのことは団体としてみていて、「活躍が多くの人に知られることで挑戦の輪が広がる」という理念に賛成したからです。皆さんとTEDxHiranoHighSchoolをより面白いと思える空間にしていきたいと思ったので当日参加という形をとらせていただきました。あとはもともとTEDが好きっていうのもあります(笑)。


インタビュー班:当日の撮影に関して本当にありがとうございます。一緒に素晴らしいイベントにしていきましょう!





インタビュー班:では、キュリー株式会社が大切にしていることについて教えてください。


板倉さん:大切にしていることは3つあります。


1,損得関係なしに面白いと思ったことをやる。

会社は、現在7年目で、たしかに利益をとりにいくという思いもありますが、根底にはやはりこの理念があります。

冒頭にお話したデジタルサイネージも、学校にあるデジタルサイネージを深堀してみたら根底にはキュリーがいる、というような縁の下の力持ちのような存在になりたいと思っています。


2,感情がゆさぶる体験を

課外活動が好きな理由は、似た価値観や興味の人と出会い、話すのは感情が動く体験で、それができるからです。そして根本の軸として目指しているのは、感情を揺さぶる経験なんです。知識や企業のやり方を学ぶ課外活動(知るのみ)でもいいけど、感情が動くかどうかが大事だと思っています!知識オンリーより知識+感情の方が大事であり有価値であると私は思います。


3,教育団体と参加者が熱量を継続できるような宿命を作る

これは会社のミッションというイメージですね。例えば「機材費や参加者の数などで、挑戦のハードルが上がり、イベントが継続できない」という問題があったときに、それを縁の下から支え、サポートするような感じ。学びを得たい人や学ばせたい人の気持ちを消さないことを目標にしています。


インタビュー班:利益重視ではなく、理念を大切にしているということ本当にかっこいいです!



インタビュー班:続いて、学生に向けて一言お願いします!


板倉さん:前提として学生の枠を超えて挑戦している学生に向けて、となってしまうのですが、「やりたいことがあったらいつでも相談してください」と伝えたいです!柔軟に対応します!備品レンタル業もやっていて教育団体は無料です。1歩目は何事も相談からです!


インタビュー班:私たちも機材に困っていたのでキュリーさんに相談して良かったです!


インタビュー班:最後に、会社の沿革について教えてください。

板倉さん:会社としては、2018年の11月にキュリーという広報サービスをスタートさせました。この時まだ法人化はしておらず、5名でのスタートでした。そこから2019年7月5日に正式に会社を立ち上げ、色々やってきて今に至ります。


特に難しいなって思ったプロジェクトは、キュリーの代表作でもあるBsideという、1泊2日の合宿形式のお泊り会ですね。東京に集まって、いろんな高校生が特定のテーマについて対話する。イメージとしては修学旅行の夜に、中学生から社会人までいろんな人が集まるようなイベントです。

工夫したこととしては、グループセッションの際に、事前調査で学生と社会人を分け、チームを組んで対話をしやすいようにすることですね。

また、実は参加費を無料にしました。合計6回行っており、Bsideというプログラムの持つブランドイメージが唯一無二の仕掛けとなっています。また大きな特徴として、文部科学省がやっているトビタテ留学JAPANなどの共創のパートナーと一緒に作り上げていっているのも特徴です。



インタビュー班:本当に色んな活動に携わっていて驚きました。本日はお時間を頂きありがとうございます。



キュリー株式会社さんは当日のスピーチの撮影やイベントの物品の貸し出しなどを行ってくれます。皆さんもぜひ3/23のTEDxHiranoHighSchoolにご参加ください。


 
 
 

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